昔の雪かきの道具。節分の日には、これに鬼の絵を描いて線を13本引き、玄関に立てかけておく。そうすると、やってきた鬼が線を数えて、一年の12ヶ月より1本線が多いので何度も数えなおしているうちに夜が明けて追い払えるというものらしい。
義母が描いてもいいよというので喜んで描いたら本気入りすぎてこわい。もっと愛嬌ある鬼にすればよかった。
【ばんばの解説】飛騨民俗村管理事務所さんに聞きました! 節分の日に立てかけてあった櫂のような物は、「ばんば」と言う雪除け道具です。これを玄関先に立てかけるのは飛騨市宮川町の一部に残る節分行事です。ばんばに鬼の顔を描き、その下に普通の年は13本、うるう年(旧暦の時代は1年が13ヶ月ある「うるう年」がありました)は12本の横線を描きます。2月3日の夕方にその「鬼ばんば」を玄関先などに立てます。すると、やってきた鬼が線の数を数えて、月数と合わないため数え間違えたと思い、何度も数え直すうちに夜が明けてしまい、家の中には入れない、というものです。(参考文献 『みやがわ叢書 第1集 みやがわ四季のうつろい —宮川村の年中行事—』宮川村教育委員会発行)同じ宮川町でも、地区によってやり方も様々のようですし、見て回ると面白いのではないでしょうか。だそうです。なるほど! by garagecool (2005-02-21 16:19)
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【ばんばの解説】飛騨民俗村管理事務所さんに聞きました!
節分の日に立てかけてあった櫂のような物は、「ばんば」と言う雪除け道具です。これを玄関先に立てかけるのは飛騨市宮川町の一部に残る節分行事です。
ばんばに鬼の顔を描き、その下に普通の年は13本、うるう年(旧暦の時代は1年が13ヶ月ある「うるう年」がありました)は12本の横線を描きます。2月3日の夕方にその「鬼ばんば」を玄関先などに立てます。すると、やってきた鬼が線の数を数えて、月数と合わないため数え間違えたと思い、何度も数え直すうちに夜が明けてしまい、家の中には入れない、というものです。(参考文献 『みやがわ叢書 第1集 みやがわ四季のうつろい —宮川村の年中行事—』宮川村教育委員会発行)
同じ宮川町でも、地区によってやり方も様々のようですし、見て回ると面白いのではないでしょうか。
だそうです。なるほど!
by garagecool (2005-02-21 16:19)